2017年03月27日
終活とは、人生の終わりに向けてどのように生きていくかを考え、形にしていくことです。築いた財産の相続のことや、介護の問題、重い病気になった時の延命治療を望むのかどうか、お葬式やお墓のことなど、たくさんの大切なことを早いうちに前もって決めておきます。そうすることで本人は安心して毎日を暮らすことができ、家族もいざという時に慌てずに済むので負担が軽くなります。また、これまでの人生を振り返って、作ってきた思い出を整理したり、不要になったものを処分していき、身の回りをすっきり綺麗にして、人生のエンディングに向けてまた新たな思い出を作ったり、悔いがないように生きたりする意味もあり、人によって解釈は様々で、行動もそれぞれです。
早い人では、人生の折り返しといわれる40代ごろに終活を意識します。中心となる年代は50代後半から70歳前後の人で、まだ体が元気で、認知症などを発症する前に決められることを決めておこうと考える人が多いです。まだ若い20代、30代の時は健康で体力もあり、生活に没頭してきた人でも体力の衰えを実感したり、大切な人との別れを何度か経験して考え始めたという人もいますし、残されることになる大切な子供や孫に少しでも負担を掛けたくないから行動するという人もいます。
人生の終わりを考えるというと淋しいものだと想像されがちですが、大切な家族や仲間のため、また一度きりの自分の人生をより良く前向きに生きるためにとても大切なことです。
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